みなさん、こんにちは。
キヨと申します。
今回は蚊が媒介する病気「デング熱」についてご紹介します。
私は現在、フィリピン共和国のセブ島に住んでいます。フィリピンもそうですが、東南アジアの国々は一年を通して平均気温が高く、蚊がたくさん生息しています。
普段生活していて蚊は当たり前のように身の周りにいるわけですが、そんな環境で私がやっている蚊の対策方法について、海外での経験を踏まえながらお話しします。
後で説明しますが、蚊を対策することはデング熱を予防することになります。
私はこの記事を書いている時点で、海外に滞在して半年以上経っていますが、蚊に煩わされたことは一度もありません。気を付けていれば全然対策可能ですのでご安心ください。
本記事の結論を先に言いますと、ディート成分が高配合されている虫よけスプレーを使いましょう。ということです。以下で詳しく説明しています。
それでは、一緒に見ていきましょう。
蚊を対策すること = デング熱の予防になる。
まず最初に、デング熱について解説します。
デング熱の発症経路はたった1つです。それが蚊です。
デング熱はデングウイルスに感染した人の血を吸った蚊が、その体内でウイルスを増殖させた後、別の健康な人を吸血することでその人に感染する感染症です。
※ヒトからからヒトへ直接感染することはありません。
私は海外に来る前に予防接種を受けたのですが、その時にお医者さんに「蚊が悪い病気を運んでくるので刺されないように十分注意してください。」と言われたのを鮮明に覚えています。
蚊はデング熱だけでなく、ジカウイルス感染症(ジカ熱)・ チクングニア熱・ウエストナイル熱・マラリア・黄熱といった病気ももたらしますので、あの時のお医者さんはそれらを懸念して注意喚起してくださったのですね~
≫海外に行く際に私が受けた予防接種についてはこちらにまとめてあります。
上記の理由により、海外に行くときは日本にいる時以上に蚊に注意しなければなりません。ただ肌がかゆくなるだけではなく、最悪の場合死に至る感染症にかかる恐れがあります。
「蚊が危ないことは分かったけど、じゃあどうすればいいの?」
次はその質問の答えを見ていきたいと思います。
蚊が嫌いなディートを使ってデング熱を予防する。
デング熱の感染経路が蚊のみであるなら話は早いですよね。
蚊に刺されないようにすれば良いだけです。
蚊に刺されないためにできることは、主に次のようなものがあります。
- 長袖・長ズボンを着用する
- 蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用する
- 虫よけ器具や蚊とり線香を使用する
これらすべてをやるのがもちろんベストな対策になります。ただ、冒頭でも述べましたが、蚊が多くいる東南アジアの国々は往々にして暑い場所が多いです。そのため、①長袖・長ズボンを着用するとかはかなり厳しいです。
想像してみてください。日本の真夏日にスーツとかパーカーとか着たくないですよね。それと状況はほとんど同じです。
そして、③虫よけ器具や蚊とり線香を使用するのも個人的にはなしですね。海外に長期で滞在する方なら全然いいのですが、海外旅行で数日または数週間だけ行く人にとって虫よけ器具(蚊帳、アースノーマットなど)や蚊とり線香とかはかなり邪魔なものになりますよね。
私がおすすめする対策は②蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用するです。これなら気軽に使用することができますし、室内・屋外関係なしです。塗りなおす手間がありますが、あとで説明するディート高配合の虫よけスプレーなら比較的楽に使用でき、蚊への効果も高いです。
ちょくちょく出てくるディートって何??
次は、ディートとそのディートを高配合した虫よけスプレーについてご説明します。
蚊対策(デング熱予防)はDEET30%配合虫よけスプレーがおすすめ
ディートまたはDEETとか書かれたりしますが、簡単に言うと、ディートとは何種類もある虫嫌う成分(忌避剤)の中でも高い有効性が示されいる化学成分の事です。
手っ取り早く説明するために私が使っている虫よけスプレーをご紹介しておきます。数週間の海外旅行などであれば60mlで十分足りますのでご安心ください。
この虫よけスプレーに限らず、日本製の高品質なものは海外では手に入りずらいと思います。ご自分の海外現地での滞在期間を考慮して日本にいる時に事前に購入しておくことを強くおすすめします!
「ディート30%配合虫よけスプレー」の個人的な使用感想を言いますと、朝使用したら夕方まで大丈夫とまではいきませんが、5時間くらいは効果が持続するかなといった印象です。朝使ったらお昼過ぎに塗りなおしをすれば夕方過ぎまで持ちます。
虫よけ効果もかなり強い印象です。ディート30%配合がやっぱりいいのかなと。使用感についてですが、においとかべたべたするとかはまったくないですね。その点の使用感は一般的な虫よけスプレーと大差ないです。
まとめ:海外で注意したい蚊が運んでくるデング熱の予防方法
ここまでで説明したことを整理しますと、
貴重な海外での時間を蚊に煩わされないように、蚊の対策用品を効果的に使用してデング熱を予防しましょう。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました m(_ _)m
また次の記事でお会いしましょう。
またね!