【ドラム】ペダルの練習について考える!自宅でもできる方法を紹介

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【ドラム】ペダルの練習について考える!自宅でもできる方法を紹介 ドラム
この記事は約8分で読めます。

ドラムのペダルの練習方法について知りたい方向けの記事です。

ペダルの練習方法に関して悩む人「ドラムのペダルの練習はどうやっているの?ペダルの練習方法について知りたいです。練習に役立つものとかありますか?ペダルの練習ができたら次に何をしたらいいですか?」

今回はこのようなドラムのペダルの練習方法に関する悩みを解決します。

本記事を読むことで次のことが分かります。

  1. ペダルの演奏方法
  2. ペダルの練習方法
  3. ペダルの練習後にやること

どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。

日本の住宅環境ではドラムを練習することは騒音などの問題から容易なことではありません。

特にペダルを使った練習は音に加えて大きな振動も発生するため後回しになりがちです。

しかしドラムセットを使わなくてもできるペダルの練習方法は意外とたくさんあります。

結論から言うと、手でやっている練習をペダルに応用すればOKです。

今回はドラムのペダルの練習方法について紹介していきます。

それではさっそく見ていきましょう!

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【ドラム】ペダルでの練習方法について考える!

【ドラム】ペダルでの練習方法について考える!

ペダルの練習方法について説明する前に、まずはペダルでの練習に必要なものを紹介したいと思います。

≫早くペダルの練習メニューが知りたい方はこちらからどうぞ。

ペダルの練習に必要なもの

ペダルの練習に必要なものは次の2つです。

  1. キックペダル(またはハイハットペダル)
  2. バスドラムハイハットなどの楽器

楽器本体を用意できなくてもペダル用練習パッドで代用することも可能です。

ただし実際の楽器で練習することがベストなのは言うまでもありません。

楽器はなくて困ることはあっても持っていて困ることはないです。

購入するか迷っている方は早めにゲットすべしですね。

≫おすすめのキックペダルはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのキックペダルでおすすめな5つを紹介!電子ドラムにも対応

≫おすすめのペダル用練習パッド

ペダルの踏み方

続いて、キックペダルやハイハットペダルの踏み方について簡単に説明します。

ペダルの踏み方には大きく分けて次の2つがあります。

  1. ヒールアップ奏法
  2. ヒールダウン奏法

各奏法の違いはペダルを踏む際にカカトを浮かせている(=ヒールアップ)か地面に着けている(=ヒールダウン)かです。

練習の時も本番で使用する奏法で練習すべきですが1つだけ注意点があります。

ペダルを使用しないで練習する際はヒールダウン奏法で練習することをおすすめします。

ペダルがない状態でペダルに付いているバネの力を利用した奏法を練習することは絶対にできません。

無理にヒールアップ奏法で練習すると変な癖が付きやすく実際のドラムに移行した際に支障が出ることが多いです。

ペダルを使わずにヒールアップ奏法の練習がしたい方は貧乏ゆすりをおすすめします。

≫貧乏ゆすりを使った練習はこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムは貧乏ゆすりで練習できる!譜面とともに練習方法を解説

ペダルを踏むときの足の部位

ペダルを踏むときの足の部位について説明します。

足裏の親指の付け根の膨らんだあたり(下の画像の赤丸で囲んだ場所)を使います。

ペダルを踏むときの足の部位の画像

母指球(ぼしきゅう)や足球(あしきゅう)と呼ばれる部位になります。

一般的には母指球という名前の方がメジャーです。

また、5本の指の付け根あたり(上の画像の青い四角で囲んだ場所)を意識して踏むドラマーもいます。

どこの部位を意識するにしても母指球がペダルから離れないようにします。また足をリラックスさせることも大切になります。

ペダルを踏む位置

ペダルを踏む位置についてキックペダルを例に説明します。

キックペダルの足を載せるパーツをフットボードと言います。

キックペダルの説明

フットボードのどの位置を踏むかによって音やペダルの操作性などに違いが生まれます。

ペダルを踏む位置に対する操作性と音量の関係は次の通りです。

打面に近い位置打面から遠い位置
操作性易しい難しい
音量小さい大きい

バスドラムの打面に近い位置ほどペダル操作はしやすくなりますが、音量は稼ぎづらいです。

逆に打面から遠くなるほどビーターが大きく振れるため、音量は出ますがペダル操作が難しくなります。

基本的にはフットボードの縦の端から端(フットボードの全長)の真ん中あたりを踏みます。

フットボードの全長と踏む位置に関する画像
求める音によって踏む位置を変える事もしばしばあります。
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【ドラム】ペダルの練習方法はこれ!自宅でもできる

【ドラム】ペダルの練習方法はこれ!自宅でもできる

それでは、ペダルの練習方法について紹介します。

記事の冒頭でも述べたように、手でやっている練習例えばチェンジアップやダブルストローク、パラディドルといった練習メニューをペダルに応用するだけです。

具体的には次の7つです。

  1. 両足の同期
  2. シングルストローク
  3. チェンジアップ
  4. シャッフル・パターン
  5. ダブルストローク
  6. パラディドル
  7. サンバキック

それぞれについて解説していきます。

両足の同期

1つ目は両足のタイミングを揃える練習です。

両足のタイミングを揃える譜面
譜面では右足はバスドラム、左足はハイハットを踏んでいます。楽器を使わずに足踏みだけでもOKです。

1小節目は8分音符、2小節目は3連符です。

リズムの切り替え時(8分音符→3連符、3連符→8分音符)に両足のタイミングがズレないように注意しましょう。

コツはかなりゆっくり目のテンポから始めることです。この練習に限らずゆっくりなテンポで一音一音確実に鳴らしていきましょう。

シングルストローク

2つ目は両足を交互に動かす練習です。

足でのシングルストロークの譜面

まずは右足始まりの1小節目だけを練習し、その後に左足スタートの2小節目もやってみましょう。

この練習は手で言うところのシングルストロークになります。

慣れてきたら2小節通して練習してみるのも良いかと。

チェンジアップ

3つめは異なる音符にスムーズに移行する練習です。

足でのチェンジアップの譜面

オルタネート(左右交互)の足順で8分音符から16分音符へチェンジアップさせています。

余裕のある人は左足スタートも練習するとバッチシですね。

≫チェンジアップはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのチェンジアップ徹底攻略!リズム感を養う方法とコツを紹介

シャッフル・パターン

4つ目は3連符の中抜きを踏む練習です。

足でのシャッフルパターンの譜面

いわゆる、シャッフル・パターンを両足で演奏ています。

シャッフル・パターンに慣れていない内は3連符真ん中の休符が短くなりがちです。

休符の長さをしっかりと感じて3連符のリズムを足に覚えさせましょう。

≫シャッフルビートはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのシャッフルビートとは|難しい?簡単にできる方法の紹介

ダブルストローク

5つ目は2連打(ダブル)を踏む練習です。

足でのダブルストロークの譜面

16分音符のシングルストロークからダブルストロークに移行しています。

この練習も左足スタートを練習しておくと満遍なく足が鍛えられます。

≫ダブルストロークはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのダブルストロークを綺麗に叩くコツと練習方法を紹介します

パラディドル

6つ目はルーディメンツの代表であるパラディドルをペダルで踏む練習です。

足でのパラディドルの譜面

上の譜面はパラディドルの中でも最もスタンダードなものを紹介しています。

ヒールダウン奏法に慣れるまではダブルを踏むと足のすね辺りがが痛くなってくるかと思います。

練習を続けることで足が鍛えられ痛くなくなっていきます。

体に無理のない範囲で継続して練習してみましょう。

≫ルーディメンツはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事【ドラム】ルーディメンツとは何か?ルーツから使い方まで解説!

サンバキック

7つ目はサンバキックを踏む練習です。

足でのサンバキックの譜面

バスドラムのダブルを練習するには最適なリズムパターンです。

左足で16分音符3打目をしっかりと狙って踏めるようになりましょう。

ゆっくりなテンポ(60bpm)から速いテンポ(120bpm)まで踏めるようになると幅広い楽曲に対応できるようになります。

≫サンバキックはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムでサンバキックを練習しよう!習得方法とコツを解説します

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その他のペダル練習方法

最後に、その他のペダル練習方法について紹介します。

左足の練習

左足でリズムキープしながらドラムを演奏する練習です。

ハイハットで4分音符を踏みながら8ビートの基本パターンを演奏します。

左足のリズム:4分音符

≫左足の練習についてはこちらで詳しく解説しています。
参考記事ドラムは左足でリズムキープできる!ゴーストモーションの解説も

両足の練習

両足の練習におすすめなのがツインペダルを使った方法です。

ツインペダルの練習方法を紹介すると長くなるためここでは割愛します。

気になる方は下記のリンクからご覧になれます。

参考記事【ドラム】ツインペダルの練習はこれで完璧!ツーバスへの応用も可

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まとめ:ペダル練習した後はドラムで曲を叩こう

まとめ:ペダル練習した後はドラムで曲を叩こう

今回はドラムのペダルの練習方法について紹介してきました。

両手で演奏する譜面を両足に応用するだけなので簡単でお手軽ですね。

本記事で紹介した譜面以外にも教則本などに載っている手の練習を足に応用するだけでメキメキと足が鍛えられるかと思います。

足の自由度が上がると様々なドラムパターンが演奏できるようになります。

ペダルの練習後におすすめなのは16ビートに挑戦してみることです。

≫16ビートについてはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事【ドラム】16ビートの楽譜を特徴別に分類してまとめてみました!

最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m

それではまた別の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪

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