ドラムのチェンジアップ徹底攻略!リズム感を養う方法とコツを紹介

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ドラムのチェンジアップを徹底攻略!リズム感を養う方法とコツを紹介 ドラム
この記事は約6分で読めます。

ドラムのチェンジアップについて知りたい方向けの記事です。

チェンジアップに関して悩む人「打楽器の練習で『チェンジアップ』ってよく聞くけどどんな練習方法?チェンジアップの練習方法やコツについて知りたい!チェンジアップを使った実践的な譜面ってどんなのがあるの?」

今回はこのようなドラムのチェンジアップに関する悩みを解決します。

本記事を読むことで次のことが分かります。

  1. チェンジアップとは
  2. チェンジアップの目的とは
  3. チェンジアップの練習方法とそのコツ
  4. チェンジアップの応用練習

どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。

ドラムの基礎練習は地味なものが多いですがチェンジアップはゲーム感覚で楽しめる練習メニューです。

ドラム教室ではリズム感を鍛えるために最初に教わる基礎練習のひとつですね。

そんな気軽にできる基礎練習「チェンジアップ」ですが意外と奥が深かったりします。

今回はドラムのチェンジアップについて紹介していきます。

それではさっそく見ていきましょう!

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ドラムのチェンジアップを徹底攻略!

ドラムのチェンジアップを徹底攻略!

まずは、チェンジアップとはどういう練習方法か説明します。

チェンジアップとは

チェンジアップとは、テンポは変えずに音符の種類を変えることで一拍当たりに叩く回数を徐々に増やしていく練習のことです。

ドラム演奏に必要な要素の内、リズム感覚を養うために行う練習です。

ドラムに限らず打楽器全般の基礎練習で必ずと言っていいほど登場する定番の練習メニューです。

チェンジアップの反対で、叩く回数を徐々に減らしていく練習をチェンジダウンと言います。この2つの練習法は「アクセラレーション・コントロール」とも呼ばれたりします。

チェンジアップの目的

チェンジアップの目的は次の3つです。

  1. 多様な音符に対応できるようにする
  2. 音価を感じながら演奏できるようする
  3. 拍を意識しながら演奏できるようにする

※音価とは、音符や休符の長さのことです。

短い時間に様々な音符を叩き分けることで、どんな音符にもすぐに対応できるようにします。

さらに音符や休符、拍を常に感じながら演奏できるようにする練習でもあります。

要するにチェンジアップとは、テンポキープしながら様々なリズムを演奏できるようになるための練習ということです。

≫テンポキープに役立つ「同期演奏」についてはこちら。
参考記事ドラムの同期機材と一番簡単な構築方法を解説!必要な機材とは?

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ドラムのチェンジアップを攻略!リズム感を養う方法とコツ

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続いて、チェンジアップの譜面を練習のコツと共に紹介します。

チェンジアップの譜面

これが代表的なチェンジアップの譜面です。

代表的なチェンジアップの譜面
代表的なチェンジアップの譜面

一定のテンポで2分音符から32分音符までオルタネート(左右交互)で叩きます。

文字にすると次のようになります。

2分音符→4分音符→8分音符→3連符→16分音符→5連符→6連符→7連符→32分音符の順番です。

各音符・連符は2小節演奏したら次に移行します。

チェンジアップのコツ

チェンジアップのコツを紹介します。

チェンジアップを練習するときのコツは次の6つです。

  1. 必ずゆっくりなテンポから始めて慣れてきたら速くする
  2. 次に演奏する音符をあらかじめイメージしてから叩く
  3. 譜面後半でも一打一打の意識をしっかりと持つ
  4. 5連符は(3打+2打)7連符は(4打+3打)で分けて考える
  5. 違和感を感じたら徹底的に原因を見つける
  6. 苦手な場所が分かったらその前後の小節だけで練習する

テンポは一番細かい音符である「32分音符」を無理なく叩ける速さに設定します。

また、違う音符に移行する時は音がスムーズに繋がるイメージを持つことがチェンジアップ攻略の鍵です。

6つのコツはどれもチェンジアップの練習効果を引き出すためには大切なことばかりです。

チェンジアップの参考動画

チェンジアップを実際に叩いている動画です。

参考にしてみてください。

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【ドラム】チェンジアップの応用練習

【ドラム】チェンジアップの応用練習

最後に、チェンジアップを応用した練習方法を紹介します。

チェンジアップ+アクセント移動

チェンジアップを打楽器の定番練習メニューである「アクセント移動」に応用した譜面です。

チェンジアップ+アクセント移動の譜面
チェンジアップ+アクセント移動の譜面

これは頭拍にアクセントを付けた譜面です。

頭拍以外にも2打目、3打目とアクセント移動させることでチェンジアップとアクセント移動を複合した練習メニューを作ることができます。

≫アクセント移動についてはこちらで詳しく紹介してます。
参考記事ドラムのアクセントは4つのストロークだけでOK!習得のコツを解説

チェンジアップ+ダブルストローク

手順をオルタネートからダブルストローク(RRLLやLLRR)に変えてチェンジアップを演奏します。

これにより連符ではダブルストロークの2打目が頭拍に来ることになります。

オルタネートの手順よりも拍を強く意識する必要がありリズム感を鍛えるには最適なトレーニングです。

≫ダブルストロークはこちらで詳しく紹介してます。
参考記事ドラムのダブルストロークを綺麗に叩くコツと練習方法を紹介します

チェンジアップ+4wayトレーニング

最初は右足(または左足)で4分音符を踏みながらチェンジアップを演奏することから始めます。

徐々にチェンジアップに4wayトレーニングの要素を取り入れてみてください。

例えば「両足で交互に4分音符を踏みながらチェンジアップ」とか「右手⇒右足⇒左手⇒左足の順番でチェンジアップ」といった具合です。

≫4wayトレーニングについて知りたい方はこちら。
参考記事ドラムの4wayを練習しよう!両手両足をバラバラに動かすコツを紹介

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まとめ:ドラムのチェンジアップ練習では目的を明確にする

まとめ:ドラムのチェンジアップ練習では目的を明確にする

今回はドラムのチェンジアップについて紹介してきました。

チェンジアップのような基礎練習を行うときに大事なのが練習の目的を見失ないことです。

基礎練習の譜面は簡単な場合がほとんどです。

何も考えずに身体だけ動かしていても効果は出ずらいです。

記事冒頭で紹介したチェンジアップの目的を忘れないようにすべきかと。

チェンジアップの目的
  • 多様な音符に対応できるようにする
  • 音価を感じながら演奏できるようする
  • 拍を意識しながら演奏できるようにする

    ⇒テンポキープしながら様々なリズムを演奏できる

最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m

≫ドラムのゴーストノートについて知りたい方はこちら。
参考記事ドラムのゴーストノートとは何か?使用例から練習方法まで解説!

それではまた次の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪

本記事は以上になります。

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