ドラムを大学から始めることに関して知りたい方向けの記事です。
ドラムを始めようか悩んでいる人「ドラムを大学から始めようと思っています。完全に初心者です。大学のサークルで他の人についていけるのか心配です。気持ちがあれば大学生のうちにうまくなれるでしょうか?入学前にやっておいた方がいいことなどはありませんか?」
今回はこのようなドラムを大学から始めることに関する悩みを解決します。
本記事を読むことで次のことが分かります。
- ドラムに関する基礎知識
- ドラムの基礎練習メニュー
- ドラムで曲を演奏する方法
どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。
大学生になって音楽サークルに所属すると「大学生からドラムを始めても上手に演奏できるようになりますか?」という質問をよく耳にします。
結論から言うと、正しい順番で努力すればすぐに上達して数か月後にはライブができるようになります。
本記事では以下の順番で大学からドラムを始める方法を紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
ドラムを大学から始める!ドラムの基礎知識を紹介
繰り返しになりますがドラムを上達するには正しい順番で努力することが大切です。
まずは、ドラムという楽器を知るためにドラムの基礎知識について紹介します。
ドラムセットの各楽器の名称
ドラムセットはその名前の通り、複数のドラムがセットになって構成されています。
一般的なドラムセットは大きく分けて「太鼓(ドラム)」「シンバル」「ハードウェア」の3種類から構成されています。
- 太鼓(ドラム)
①スネアドラム
②バスドラム
③ハイタム
④ロータム
⑤フロアタム - シンバル
⑥ハイハットシンバル
⑦クラッシュシンバル
⑧ライドシンバル - ハードウェア
⑨キックペダル
⑩ハイハットペダル
⑪ドラムスローン
⑫各種スタンド
一般的なドラムセットはこれら12種類の楽器から構成されています。
これらの楽器をドラマーは両手両足を使って演奏します。
≫ドラムセットの各パーツと役割はこちらで詳しく解説しています。
参考記事【ドラムの名称】各パーツの名前をその役割と共にドラマーが解説!
ドラムの役割
バンドで使用されるギターやベース、ドラムなどの楽器にはそれぞれ役割があります。
ドラムのバンドにおいての役割は次の5つです。
- テンポをキープする
- リズムを提供する
- ダイナミクスをコントロールする
- 安心感を感じさせる
- オリジナリティを追求する
一言で言えば、バンド全体を前に前にドライブさせる大役を担っています。
役割を覚える必要はありませんが意識すると演奏面でプラスになることもあります。
≫ドラムの役割はこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムの役割とは何か?バンドの中でドラマーがやるべき事を紹介
ドラムの向き・不向き
よくある質問:「ドラムに向き不向きはありますか?」
結論から言えばドラムに向き不向きはありません。
あるとすればそれは、自分が勝手に「向いている、または向いていない」と思い込んでいるだけです。
向き不向きよりもドラムをやりたいという気持ちの方が何百倍も大切です。
≫ドラムの向き・不向きはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムに向き・不向きはあるのか?答えは自分の中にありました!
ドラムの楽譜
楽器をやる上で避けては通れないものが楽譜です。
ドラムの楽譜はドラムセットの各楽器を五線譜上に配置することで表します。
具体的にはこちらです。
必要になった時「楽譜読めません…」とならないように最低限の勉強はしておきましょう。
≫ドラム譜についてはこちらで詳しく解説しています。
参考記事ドラムの楽譜の読み方を総復習!意外と簡単なドラム譜の見方を解説
ドラムを大学から始める人のための基礎練習
続いて、大学からドラムを始める人の練習の進め方について紹介します。
ドラム練習に必要なもの
ドラムの基礎練習をするために最低限揃えておきたいものがあります。
次の4つです。
大学の音楽サークルには基本的なドラム機材は揃っていると思います。
しかしそれはライブ演奏用やバンドでの合奏用です。
ドラムをひとりで練習するためには上で紹介した4つのアイテムが必要になります。
家で練習できる環境であれば電子ドラムという選択肢もあります。
≫おすすめの電子ドラムはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事電子ドラムセットでおすすめなの5種類を比較した【初心者にも】
基礎練習メニュー
それでは、練習メニューを紹介します。
ドラムスティックと練習パッド、メトロノームを使ってドラムの基礎練習を行います。
スティックの持ち方から始まり、リバウンドコントロールや体の各パーツの使い方まで、基礎練習を繰り返して覚えていきます。
ドラムを大学から始めても簡単に叩ける8ビート
最後に、曲の演奏方法について紹介します。
8ビートをマスターする
まずは、最もポピュラーなリズムパターンである、8(エイト)ビートを練習します。
ドラムを叩いたことがない初心者さんでも1時間もあれば8ビートは叩けるようになります。
多くのドラマーが最初に覚える8ビートがこちらです。
ハイハットで8分音符を刻みながらバスドラムを1,3拍目に、スネアドラムを2,4拍目に叩くパターンです。
「ドン・パン・ドド・パン」という響きになります。
体が動きを覚えるまではとても難しく感じます。
慣れてしまえば無意識でできるようになるのでしばらく練習しましょう。
≫8ビートの叩き方はこちらで詳しく解説しています。
参考記事ドラムでエイトビートを叩こう!初心者でもできる練習方法を紹介
フィルインを叩く
基本のリズムパターンができたら次にフィルインを練習します。
「フィルインって何?」という方はこの記事が参考になるかと。≫ドラムのフィルインとは何か?役立つ具体例と一緒に解説!
8分音符や16分音符、3連符系のフィルインなど数多くのものがありますが、まずは自分が気に入ったものから練習しましょう。
おすすめは汎用性の高い16分音符で構成されたフィルインです。
≫8ビートのフィルインはこちらで紹介しています。
参考記事【ドラム】8ビートでフィルインを叩こう!おすすめのフィルイン例
音楽スタジオで個人練習
フィルインも習得したらリハーサルスタジオを借りて実際のドラムで練習するのもありです。
その際に、自分の楽器を持っていくとより効果的な練習ができます。
大学のサークルにも共用の機材はありますが、自分好みに調整できなかったりパーツをいじれなかったりします。
機材の知識は自分で色々と調整することで磨かれていくので共用の機材に頼っていると成長が遅くなります。
一年生の早い段階でキックペダルやスネアドラムは自前で揃えると良いかと。
My楽器があるとやる気もでてきますしね。
≫スタジオの利用方法はこちらで詳しく説明しています。
参考記事【ドラム】個人練習でスタジオを利用するための初心者向けガイド
まとめ:ドラムを大学から始めた後は演奏を楽しもう!
今回はドラムを大学から始めることに関して紹介してきました。
紹介した順番で努力すれば数か月後にはライブができる段階まで行けるようになるかと思います。
≫ドラムの人気曲はこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムで人気な曲10選!全ドラマーがカバーすべき有名曲をご紹介
本記事の内容を一度きりではなく、ぜひ繰り返し確認してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m
それではまた別の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪
本記事は以上になります。