ドラムの16ビートを片手で刻む!コツや練習方法をまとめて解説

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ドラムの16ビートを片手で刻む!コツや練習方法をまとめて解説 ドラム
この記事は約7分で読めます。

ドラムの片手16ビートついて知りたい方向けの記事です。

片手16ビートに関して悩む人「ドラムの片手16ビートをスムーズに叩けるコツってなんですか?スティックの持ち方、指の使い方など練習方法が知りたい。」

今回はこのようなドラムの片手16ビートに関する悩みを解決します。

本記事を読むことで次のことが分かります。

  1. ドラムの16ビートの基礎知識
  2. 片手で16ビートを叩くために必要な技術
  3. 片手16ビートの練習方法とコツ

どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。

片手で16ビートを刻むドラムパターンってかっこいいですよね。

ただ、慣れていないうちは速く叩けなかったり、手がすぐに疲れてしまうといった技術的な壁にぶつかります。

結論から言えば、片手16ビートを叩くためにはアップダウン奏法を身に着けることが近道です。

本記事を読んで楽に早く16ビートを叩けるようになるキッカケを掴んでください。

今回はドラムの16ビートを片手で叩く方法について紹介していきます。

それではさっそく見ていきましょう!

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ドラムの16ビートを片手で刻む!16ビートの基礎知識

ドラムの16ビートを片手で刻む!16ビートの基礎知識

まずは、16ビートについて説明します。

≫先に記事の結論を知りたい方はこちらからどうぞ。

16ビートとは

16ビートとは、4分の4拍子で16分音符を主体としたリズムパターンのひとつです。

譜面ではこうなります。

基本的な16ビートのドラム・パターン
基本的な16ビートのドラム・パターン

基本的にはハイハットやライドシンバルで16分音符を刻むことが多いかと思います。

8ビートと同じように2拍目と4拍目にアクセントがくる、バックビートのスタイルですね。

≫8ビートについてはこちらで詳しく解説しています。
参考記事ドラムでエイトビートを叩こう!初心者でもできる練習方法を紹介

16ビートの譜面は2種類

16ビートの譜面は手順によって次の2種類に分類できます。

  1. 片手だけで16分音符を刻む
  2. 両手を使って16分音符を刻む

次の譜面を例に説明します。

片手で16分音符を叩く譜面・両手を使って16分音符を叩く譜面
片手で16分音符を叩く楽譜・両手を使って16分音符を叩く楽譜

1小節では2拍4拍目のスネアドラムはハイハットと一緒に叩かれています。

一方、2小節目ではスネアドラムは単体で叩かれています。

テンポがゆっくりな時は、1小節目のようにハイハットは片手のみで演奏されることが多いです。

そのため、2拍4拍のバックビートでは両手で叩くことになります。

逆にテンポが速い時は、2小節目のようにハイハットは両手を使って演奏されることが多いです。

そのため、バックビートは片手で叩かれることになります。

稀にテンポが速いにも関わらず片手だけで16ビートが演奏されることがあります。これは片手だけでハイハットを叩いた方が曲の雰囲気にマッチすると演奏者が考えたためだと思われます。

≫16ビートの基礎知識はこちらで詳しく解説しています。
参考記事【ドラム】16ビートの楽譜を特徴別に分類してまとめてみました!

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ドラムの16ビートを片手で叩くために必要な技術

ドラムの16ビートを片手で叩くための基礎テクニック

続いて、片手で16ビートを叩く前に知っておくべきことを紹介します。

片手16ビートを練習する前に習得しておきたい基礎的な技術があります。

次の2つです。

  1. ドラムスティックの持ち方
  2. 4つの基礎ストローク

それぞれについて説明していきます。

ドラムスティックの持ち方

片手で16ビートを叩くためにはドラムスティックの持ち方を知っていないとできません。

ドラムスティックには次の5つの持ち方があることをご存知でしょうか?

  1. マッチドグリップ:左右対称の持ち方
    ・フレンチグリップ
    ・ジャーマングリップ
    ・アメリカングリップ
  2. レギュラーグリップ:左右非対称の持ち方

ドラムスティックの持ち方が怪しい方は、まずはスティックの持ち方から習得することをおすすめします。

≫ドラムスティックの持ち方はこちらで詳しく解説しています。
参考記事ドラムスティックの持ち方を習得しよう!コツやメリットと共に解説

4つの基礎ストローク

また、片手で16ビートを叩くためには基礎ストロークを理解する必要があります。

基礎ストロークとは次の4種類です。

  1. フル・ストローク
  2. ダウン・ストローク
  3. タップ・ストローク
  4. アップ・ストローク

ストロークを初めて知った方やストロークの認識が甘い方は、今一度ストロークについて見直してみることをおすすめします。

≫4つの基礎ストロークについてはこちらで詳しく解説しています。
参考記事ドラムのストロークは全部で4種類!効率的な練習方法やコツを紹介

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ドラムの16ビートを片手で叩くための練習方法

ドラムの16ビートを片手で叩くための練習方法

最後に、ドラムで片手16ビートを叩くための練習方法を紹介します。

記事冒頭でも紹介しましたが、片手16ビートを叩くためにはアップダウン奏法を身に着けることが近道です。

では、アップダウン奏法とはどんなテクニックか説明します。

アップダウン奏法とは

アップダウン奏法とは、一度の腕の振りでハイハットを2回叩くテクニックのことです。

アップストロークとダウンストロークを使うため「手のアップダウン奏法」と呼ばれます。

アップダウン奏法は、早い話がハイハットでダブルストロークを叩くことを意味しています。

≫ダブルストロークについて知りたい方はこちら。
参考記事ドラムのダブルストロークを綺麗に叩くコツと練習方法を紹介します

アップダウン奏法を駆使することで早く楽に片手16ビートが叩けるようになります。

≫アップダウン奏法はこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのアップダウン奏法でハイハットを速く叩く!練習方法を解説

片手16ビートの練習方法

では、片手16ビートの練習方法を紹介します。

片手16ビートの練習方法でおすすめなのは「アクセント移動」です。

片手16ビートを叩く方の手でアクセントする譜面を練習するのが一番手っ取り早い方法かと思います。

例えば、次のような譜面です。

1アクセント・頭拍アクセント(ストローク記号付き)
1アクセント・頭拍アクセント(ストローク記号付き)

16分音符の拍頭にアクセントが付いている譜面をオルタネートの手順で叩きます。

テンポを速くしていけば自然とアクセントする方の手はアップダウン奏法を使うことになります。

この譜面ではスネアドラムを使っていますが、ハイハットに応用すれば片手16ビートが叩けるようになるかと。

≫アクセントについてはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのアクセントは4つのストロークだけでOK!習得のコツを解説

16ビートを片手で叩くときのコツ

片手16ビートのフレーズを叩くときは音符が重なる時にしっかりと揃えることが大切になります。

16ビートを片手で叩くときのコツ

これを「縦のラインを合わせる」と表現したりします。

またゆっくりなテンポから練習することも大切です。

最初から楽譜通りのテンポや速いテンポで叩きたい気持ちは分かりますが、結局時間が掛かってしまいます。

ゆっくりなテンポから徐々に速くすることでフレーズへの理解が深まり自分のものになります。

片手16ビートをドラムで演奏

最後に、楽曲に合わせて練習することで片手16ビートの総仕上げができます。

片手16ビートの参考動画です。

ジョージ・ベンソン氏がカルロス・サンタナ氏と共演した時の映像です。

曲はジョージ・ベンソン氏の代表作「Breezin’」です。

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まとめ:ドラムの16ビートを片手で叩こう!

まとめ:ドラムの16ビートを片手で叩こう!

今回はドラムの片手16ビートについて紹介してきました。

本記事で紹介した内容でアップダウン奏法を習得して片手16ビートをかっこよく叩きましょう。

家で練習する際はドラムセットの代わりとなるトレーニングドラムセットや電子ドラムがあると効率良く練習できます。

≫おすすめの電子ドラムはこちらで紹介しています。
参考記事電子ドラムセットでおすすめなの5種類を比較した【初心者にも】

この記事がみなさんのお役に立てたなら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m

それではまた別の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪

本記事は以上になります。

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