ドラムのダブルストロークを綺麗に叩くコツと練習方法を紹介します

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ドラムのダブルストロークを練習しよう!綺麗に叩くコツをご紹介 ドラム
この記事は約7分で読めます。

ドラムのダブルストロークについて知りたい方向けの記事です。

ダブルストロークについて悩む人「ドラムのダブルストロークって何?ダブルストロークを習得するメリットにはどんなのがあるの?ダブルストロークの効率的な練習方法を教えてほしい!」

今回はこのようなドラムのダブルストロークに関する悩みを解決します。

本記事を読むことで次のことが分かります。

  1. ドラムのダブルストロークの基礎知識
  2. ダブルストロークの効果的な練習方法
  3. ダブルストローク習得のコツ

どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。

バスドラムにダブル(2連打)があるように手にもダブルストロークと呼ばれる、汎用性に優れたテクニックがあります。

ダブルストロークは非常に応用が利きやすく、ステップアップするためには必須のテクニックです。

ダブルストロークを使うことで、憧れのプロドラマーが演奏していたフレーズをきれいに真似できるなんてこともあります。

今回はドラムのダブルストロークについて紹介していきます。

それではさっそく見ていきましょう!

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ドラムのダブルストロークを綺麗に叩くコツと練習方法を紹介

ドラムのダブルストロークを綺麗に叩くコツと練習方法を紹介

まずは、ドラムのダブルストロークとは何か説明します。

ダブルストロークとは

ダブルストロークとは、1回のストロークで打面を2回叩くテクニックです。

スティックのリバウンドをうまくコントロールすることでスティックを振る動作は1回なのに2回ヒットさせます。

シングルストロークとダブルストロークの比較

要するに、ダブルストロークとは「片手で2回連続して叩く」ということです。

ただし「シングルストロークを素早く2回叩く」という意味ではありません。

初心者の方に多い誤解ですが、あくまでも「1ストローク2ヒット=ダブルストローク」ということです。

≫ストロークの基礎について知りたい方はこちらからどうぞ。
参考記事ドラムのストロークは全部で4種類!効率的な練習方法やコツを紹介

ダブルストロークはドラムパターンやフィルインで使えるテクニックです。

さらに、スティックコントロールを鍛えるためにも使われる有用なテクニックです。

ダブルストロークの種類

ダブルストロークはテンポによって3種類に分けられます。

  1. 低速ダブルストローク
  2. 中速ダブルストローク
  3. 高速ダブルストローク

先ほどの16分音符でのダブルストロークを例にして解説します。

低速(bpm50以下)の時はシングルストローク×2となるはずです。正確に言えばダブルストロークではないですね。

中速(bpm51~bpm180)の時は先ほど説明したように、1打目のリバウンドをうまく手で拾って2打目を叩くというダブルストロークになります。

高速(bpm181以上)の時はリバウンドを手でコントロールするというよりかは、打面上で2回バウンドさせたスティックを引き上げるという感覚になります。

※bpmの数値はあくまで目安として考えてください。

テンポの違いによって同じダブルストロークでも腕や手首、指の使い方が異なる点に注意しましょう。

ダブルストロークのメリット

ダブルストロークの主なメリットは次の4つです。

  1. 速く叩ける
  2. 楽に叩ける
  3. 手順を入れ替えられる
  4. 音の表現の幅が広がる

シングルストロークで叩いた方がコントロールしやすく音の粒も揃いやすいですし、何より手順が簡単です。

しかし、ダブルストロークを用いることでシングルストロークよりも圧倒的に速く楽に叩くことができます。

これは単純にシングルストロークの2倍の打数を稼げるので当然と言えば当然ですね。

また、ダブルストロークはパラディドルに代表されるルーディメンツの基本テクニックの1つでもあるため、手順の選択肢や表現の幅が広がるといったメリットもあります。

≫ルーディメンツについて知りたい方はこちらからどうぞ。
参考記事【ドラム】ルーディメンツとは何か?ルーツから使い方まで解説!

これらのメリットからも分かるように、ステップアップするためにはダブルストロークは必須のテクニックとなっています。

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ドラムのダブルストロークのコツと練習方法

ダブルストロークの練習方法について紹介する前に、ダブルストロークのコツについて簡単に紹介します。

ダブルストロークのコツ

ダブルストロークのコツはたったの1つです。

  • スティックのバウンドを殺さない

スティックを打面でバウンドさせないと、上手くダブルストロークを叩くことはできません。

逆に言えば、スティックをバウンドさせていればあとは手でスティックを握るだけです。

「スティックのバウンドを殺さない」ためにスティックの握り方・指の使い方に気を付けてみてください。

ダブルストロークの感覚をつかむ

次に、ダブルストロークの練習方法について紹介します。

リバウンドしたスティックを手で拾ってダブルストロークの2打目を叩く感覚をつかむための練習です。

テンポは中速(bpm70~100位)から始めて徐々に速いテンポにしていきます。

ダブルストロークの譜面その①
ダブルストロークの譜面その①

8分音符からの流れでダブルストロークを演奏します。

8分音符と16分音符で腕や体全体の使い方に大きな違いがないことを確かめてください。

また、この練習は3連符と6連符でも同様に可能ですね。

ダブルストロークの譜面その②
ダブルストロークの譜面その②

右手スタートで演奏できるようになったら左手スタートもやっておきましょう。

ダブルストロークのタイミングを揃える

ダブルストロークのタイミングを正確に揃えるための練習です。

テンポはなんでも大丈夫ですが、速すぎるとタイミングのズレが分かりずらくなるので注意が必要です。

ダブルストロークの譜面その③
ダブルストロークの譜面その③

初めにシングルストロークで16分音符を演奏した後、ダブルストロークで16分音符を叩きます。

シングルストロークの「タカタカ」とダブルストロークの「タタカカ」のタイミングがずれないように注意しましょう。

この練習では利き手じゃない方の手のダブルストローク2打目のタイミングがずれる場合が多いです。

利き手をお手本として、その真似をすると改善しますので試してみてください。

ダブルストロークの音量バランスを整える

ダブルストロークの音量バランスを整える練習です。

多くの場合、ダブルストローク2打目の音量が1打目より小さくなる傾向にあります。

それを修正するための譜面です。テンポはbpm70~100位が目安です。

ダブルストロークの譜面その④

1打目はタップストロークで叩き、2打目はダウンストロークで叩きます。

ダブルストロークの2打目に意識を向けるための練習にもなりますね。

ダブルストロークでリズムトレーニング(3連符)

ダブルストロークで3連符を演奏するリズムトレーニングです。

テンポはbpm60からスタートして徐々に速くしていきます。

ダブルストロークの譜面その⑤

1つ目の手順(上段)は3連符の2打目と3打目がダブルストロークとなっています。

3連符であってもタイミングを崩さずにきれいにダブルストロークを叩きましょう。

2つ目の手順(下段)は3連符間をまたいだ形でダブルストロークを演奏しています。

ダブルストロークの2打目が拍頭に来るため2打目の音量を鍛えることにも繋がります。

拍頭を見失うことなくしっかりとリズムキープして叩きましょう。

≫リズム感を鍛える練習について知りたい方はこちら。
参考記事ドラムのチェンジアップ徹底攻略!リズム感を養う方法とコツを紹介

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まとめ:ドラムのダブルストロークは必須のテクニック

まとめ:ドラムのダブルストロークは必須のテクニック

今回はドラムのダブルストロークについて紹介しました。

ほどんどのドラム譜はシングルストロークとダブルストロークで構成されています。

ダブルストロークを習得することで、演奏できるフレーズや楽曲が一気に広がります。

習得が難しいと思われて敬遠されがちなダブルストロークですが、早い段階でマスターして次のステップに行きたいですね。

≫ドラムのバケラッタについて知りたい方はこちら。
参考記事ドラムのバケラッタの叩き方!おすすめなかっこいいフレーズを紹介

最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m

それではまた次の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪

本記事は以上になります。

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