ドラムの足の練習について知りたい方向けの記事です。
足の練習に関して悩む人「ドラムの足の練習はどうしたらいいの?足の練習方法について知りたいです。練習に役立つものとかありますか?足の練習ができたら次に何をしたらいいですか?」
今回はこのような「ドラムの足の練習」に関する悩みを解決します。
本記事を読むことで次のことが分かります。
- ドラムの足の練習方法
- 足の練習に役立つもの
- 足の練習後にやること
どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。
ドラムを練習することは騒音などの問題から日本の住宅環境では容易なことではありません。
特に足を使った練習は音に加えて大きな振動も発生するため疎かになりがちです。
しかしドラムセットを使わなくてもできる足の練習方法は意外とたくさんあります。
結論から言うと、手でやっている練習を足に応用すればOKです。
今回はドラムの足の練習について紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
ドラムの足の練習を家でやるためには?
足の練習方法について説明する前に、まずは足での練習に役立つことを紹介したいと思います。
≫早く足の練習メニューが知りたい方はこちらからどうぞ。
足の練習に役立つもの
足の練習に役立つものは次の2つです。
- キックペダル
- ペダル用練習パッド
ぶっちゃけて言いますと、両足が動かる環境さえあれば上の2つはマストアイテムではありません。
ただし持っておくと練習が捗りますしドラムを続けていく上で必要になるものなので早めに購入しておくことをおすすめします。
ちなみに僕がおすすめする機材はこんな感じです。参考にしてみてください。
≫おすすめのキックペダルはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのキックペダルでおすすめな5つを紹介!電子ドラムにも対応
≫おすすめのペダル用練習パッド
ペダルの踏み方
続いて、キックペダルやハイハットペダルの踏み方について簡単に説明します。
ペダルの踏み方には大きく分けて次の2つがあります。
- ヒールアップ奏法
- ヒールダウン奏法
各奏法の違いはペダルを踏む際にカカトを浮かせている(=ヒールアップ)か地面に着けている(=ヒールダウン)かです。
練習の時も本番で使用する奏法で練習すべきですが1つだけ注意点があります。
ペダルを使用しないで練習する際はヒールダウン奏法で練習することをおすすめします。
ペダルがない状態でペダルに付いているバネの力を利用した奏法を練習することは絶対にできません。
無理にヒールアップ奏法で練習すると変な癖が付きやすく実際のドラムに移行した際に支障が出ることが多いです。
ペダルを使わずにヒールアップ奏法の練習がしたい方は貧乏ゆすりをおすすめします。
≫貧乏ゆすりを使った練習はこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムは貧乏ゆすりで練習できる!譜面とともに練習方法を解説
ドラムの足の練習はこれでOK!家でもできる方法を紹介
それでは、足の練習方法について紹介します。
記事の冒頭でも述べたように、手でやっている練習例えばチェンジアップやダブルストローク、パラディドルといった練習メニューを足に応用するだけです。
具体的には次の7つです。
- 両足の同期
- シングルストローク
- チェンジアップ
- シャッフル・パターン
- ダブルストローク
- パラディドル
- サンバキック
それぞれについて解説していきます。
両足の同期
1つ目は両足のタイミングを揃える練習です。
1小節目は8分音符、2小節目は3連符です。
リズムの切り替え時(8分音符→3連符、3連符→8分音符)に両足のタイミングがズレないように注意しましょう。
シングルストローク
2つ目は両足を交互に動かす練習です。
まずは右足始まりの1小節目だけを練習し、その後に左足スタートの2小節目もやってみましょう。
この練習は手で言うところのシングルストロークになります。
慣れてきたら2小節通して練習してみるのも良いかと。
チェンジアップ
3つめは異なる音符にスムーズに移行する練習です。
オルタネート(左右交互)の足順で8分音符から16分音符へチェンジアップさせています。
余裕のある人は左足スタートも練習するとバッチシですね。
≫チェンジアップはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのチェンジアップ徹底攻略!リズム感を養う方法とコツを紹介
シャッフル・パターン
4つ目は3連符の中抜きを踏む練習です。
いわゆる、シャッフル・パターンを両足で演奏ています。
シャッフル・パターンに慣れていない内は3連符真ん中の休符が短くなりがちです。
休符の長さをしっかりと感じて3連符のリズムを足に覚えさせましょう。
≫シャッフルビートはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのシャッフルビートとは|難しい?簡単にできる方法の紹介
ダブルストローク
5つ目は2連打(ダブル)を踏む練習です。
16分音符のシングルストロークからダブルストロークに移行しています。
この練習も左足スタートを練習しておくと満遍なく足が鍛えられます。
≫ダブルストロークはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのダブルストロークを綺麗に叩くコツと練習方法を紹介します
パラディドル
6つ目はルーディメンツの代表であるパラディドルを足で踏む練習です。
上の譜面はパラディドルの中でも最もスタンダードなものを紹介しています。
ヒールダウン奏法に慣れるまではダブルを踏むと足のすね辺りがが痛くなってくるかと思います。
練習を続けることで足が鍛えられ痛くなくなっていきます。
体に無理のない範囲で継続して練習してみましょう。
≫ルーディメンツはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事【ドラム】ルーディメンツとは何か?ルーツから使い方まで解説!
サンバキック
7つ目はサンバキックを踏む練習です。
バスドラムのダブルを練習するには最適なリズムパターンです。
左足で16分音符3打目をしっかりと狙って踏めるようになりましょう。
ゆっくりなテンポ(60bpm)から速いテンポ(120bpm)まで踏めるようになると幅広い楽曲に対応できるようになります。
≫サンバキックはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムでサンバキックを練習しよう!習得方法とコツを解説します
まとめ:ドラムで足の練習をした後は16ビートで実践!
今回はドラムの足の練習について紹介してきました。
両手で演奏する譜面を両足に応用するだけなので簡単でお手軽ですね。
本記事で紹介した譜面以外にも教則本などに載っている手の練習を足に応用するだけでメキメキと足が鍛えられるかと思います。
足の自由度が上がると様々なドラムパターンが演奏できるようになります。
足の練習後におすすめなのは16ビートに挑戦してみることです。
≫16ビートについてはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事【ドラム】16ビートの楽譜を特徴別に分類してまとめてみました!
最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m
それではまた別の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪
本記事は以上になります。