おすすめのドラムスティックが知りたい方向けの記事です。
ドラマーにとってなくてはならないもの、それがドラムスティック。
どんなドラマーも一番最初はドラムスティックを買っています。
「ドラムスティック」で検索すると色々とヒットしますが、逆にたくさんありすぎて迷ってしまいますよね…。
そんな中で今回は『目的別に3つだけ』ドラムスティックをご紹介します。
そもそもどのジャンルのドラムを演奏するのかという目的に沿った話から、おすすめの3つを解説します。
それでは見ていきましょう!
ドラムスティックでおすすめな3つを紹介!初心者の1本目にもOK

まずはドラムスティックの使用目的を明確にしましょう。
次のどちらに当てはまりますか?
世の中には数多くのドラムスティックがありますが、入り口としては好き嫌いで選んでOKです。
がっつり叩く人はロック向けのを選び、テクニックで攻める人はジャズ向けのを選ぶ。これだけです。
さらにいうと、ロック系でもジャズ系でも「材質はなにか?」「チップの種類はなにか?」といった選択肢があったり「ラッカーは有り?無し?」「マレット付きなのか?」といった変わった選択肢もあったりします。
このあたりも好みといえば好みですが、一般的な選択肢としては、ロック系ならオーク、ジャズ系ならメイプルです。
オールマイティに演奏するならヒッコリーですかね。
とはいえ、このあたりは実際のドラムスティックのスペックを見つつ検討すれば良いかなと思います。
※注意点:マイナーすぎるドラムスティックはおすすめしません
例えば、PLAYWOODというメーカーのドラムスティックもありますが、個人的にはあまりおすすめしません。その理由は大手ドラムメーカーのラインナップが優れているから。せっかくいいドラムスティックが安く買えるのに、世の中的に需要が低いドラムスティックをわざわざ無理して探し出してくるメリットが薄いです。無難に有名どころから始めるのが良いかなと。
ドラマーがおすすめするドラムスティック3つ

上記のとおりです。
Pearlの110ACであればロック系はもちろん、ジャズ系でも案外いけます。
TAMA のM-JAZZは繊細なニュアンスを引き出す時に重宝します。激しい演奏には向きません。
詳しい比較をみていきましょう。
【Pearl / 110AC】と【TAMA / M-JAZZ】の比較
Pearl(パール) / 110AC
TAMA (タマ) / M-JAZZ
それぞれのスペックを書いてみました。いくつか違いがありますが、その中でも材質(オークorメイプル)の違いはかなり大きいな…という印象です。
オークの頑丈さや重さを取るか、メイプルの繊細な音を取るか。
とはいえ、必ずしもロック向けのドラムスティックはRock系音楽のみ、ジャズ系のドラムスティックはJazz系音楽にしか使ってはいけないという決まりはありません。
ドラムスティック自体そこまで値段が高いものではありませんので、両方を使ってみて判断するのも全然ありだと個人的にはおもいますね。
【VIC FIRTH / VIC-5A 】はだれにオススメ?
重厚さ・耐久性だけではなく繊細さも捨てられない方。
VIC-5Aはヒッコリーという材質でできてまして、オークとメイプルの中間にあたる特徴があります。
この優れた特徴により、ロックからジャズ、ポップスなどあらゆるジャンルの音楽に対応できます。
ドラムスティックに使われている木材の種類で圧倒的に多いのがヒッコリーです。
VIC FIRTH社のドラムティックVIC-5Aは世界的にもスタンダードな製品として知られています。
初めの一本に迷っている方はまずはVIC-5Aを使ってみてはどうでしょうか。
まとめ:ドラムスティックは自分の好みで選べばいい

以上、3つのドラムスティックをまとめてみました。
どのスティックも材質が異なりますが、スタンダードなものですので一度使ってみてその差を実感するのもありです。
個人的に使用してみた感想は次のとおりです。
3つともそれぞれ違う”味”があることが分かっていただけたかと思います。
実際最初の一本はこの中のどれかからスタートしたドラマーもたくさんいらっしゃいます。
どれも大手のメーカーさんのスティックなので、別のを使いたくなったら例えば「太さ違い」「チップの形状違い」などのラインナップが充実しているのも魅力の一つです。
ぜひこの機会にお試しください。
記事で紹介したドラムスティックリスト