ドラムのツインペダルの練習方法について知りたい方向けの記事です。
ツインペダルの練習に関して悩む人「ツインペダルはどうやれば上達するの?ツインペダルの実践的な練習方法が知りたい。ツインペダルを演奏する時のコツを教えてー」
今回はこのようななドラムのツインペダルに関する悩みを解決します。
本記事を読むことで次のことが分かります。
- ツインペダルの練習前にやるべきこと
- ツインペダルの実践的な練習方法
- ツインペダルの練習・演奏時のコツ
どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。
最近ではどのジャンルの音楽をやるにしても、左足を使うテクニックの重要性が高まっています。
その代表的な例がツーバスやツインペダルといった左足でバスドラムを演奏する技術です。
ツインペダルを扱えるようになると演奏できる楽曲数が単純に増えます。
さらに、シングルペダルでの演奏時にも左足のハイハットワークが良くなるなどの恩恵もあります。
今回はドラムのツインペダルの練習について紹介していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
【ドラム】ツインペダルの練習!やるべきことの紹介
本編に入る前に、ツインペダル初心者さんがやるべきことを紹介します。
≫経験者の方は次のウォーミングアップへ
ツインペダル初心者がやるべきこと
ツインペダル初心者さんには、まずクリアすべき課題があります。
右足と左足のリズム感・音量・タイミングを揃えることです。
こちらが参考動画↓
ツインペダルのウォーミングアップ①
ツインペダルでのウォーミングアップについて紹介します。
僕がおすすめするツインペダルでのウォーミングアップはチェンジアップです。
手ではおなじみのチェンジアップ練習を両足に応用した方法です。
≫チェンジアップについてはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのチェンジアップ徹底攻略!リズム感を養う方法とコツを紹介
こちらが譜面です。
足で4分音符→8分音符→3連符→16分音符→6連符→32分音符を各2小節ずつ演奏します。
その際の手はハイハットで4分音符、スネアドラムで2・4拍を叩きます。
足順は右足スタート(または左足スタート)のオルタネート(左右交互)です。
ツインペダルのウォーミングアップ②
また、チェンジアップと同様にチェンジダウンもやることをおすすめします。
この譜面は先ほどのチェンジアップとは逆で、32分音符から始まり6連符→16分音符→3連符→8分音符→4分音符の順番になってます。
テンポはbpm50から始めて徐々に速くしていけば良いかと。
≫おすすめのドラム用メトロノームはこちら
参考記事ドラム用メトロノームでおすすめな3つを紹介【ドラマーの必需品】
【ドラム】ツインペダルの練習!セットでの使用例と解説
続いて、ドラムセットでのツインペダルの使用例を紹介します。
ツインペダルの使用例:16分音符
まずは、8ビートでのツインペダルの使用例を紹介します。
基本ビートは3拍目にバスドラムを4連打する8ビートです。
最後2小節のフィルインは16分音符で手足をコンビネーションさせています。
シンプルな譜面ですが低音が強調されており、なかなか迫力がありますね。
≫手足のコンビネーションはこちらの記事で紹介しています。
参考記事ドラムの4wayを練習する!両手両足をバラバラに動かすコツを紹介
ツインペダルの使用例:6連符
基本ビートは3拍目にバスドラムを6連打する8ビートです。
後半のフィルインは6連符で手足のコンビネーションフィルとタム回しを叩いています。
この譜面のポイントは6連符を1つとして捉えるのではなく3連符×2で感じながら演奏することです。
ツインペダルの使用例:32分音符
基本ビートのバスドラムは16分音符の3打目を休符にしたものです。
後半のフィルインは32分音符で手足をコンビネーションさせながらタム回ししています。
フィルインの前半は手4足2のコンビネーション、後半は手2足4となっています。
32分音符の6つ割りなので拍頭を見失わないようにしましょう。
ツインペダルの使用例:3連符
続いて、3連符系のアプローチです。
バスドラムでは3連符の中抜きと3連打を交互に演奏しています。
後半のフィルインは3連符で手足のコンビネーションフィルとなっています。
最後の小節は3連符の2つ割りでポリリズム的な要素を演出していますね。
≫ポリリズムについてはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムのポリリズムを習得!3拍4連や4拍3連の練習法やコツを紹介
【ドラム】ツインペダルでの練習のコツ
最後に、ツインペダルでの練習のコツを紹介します。
ツインペダル練習のコツ
ツインペダルでの練習のコツは左足を重点的に鍛えることです。
一般的なシングルペダルのドラムセットでは左足は基本的にハイハット・ペダルから移動しません。
そのため利き足が右足であるドラマーの場合、左足でのペダル操作は右足よりも遥かに劣ります。
今まで紹介してきたツインペダルでの練習では、常に左足への意識を持って取り組みましょう。
ツインペダルの左足だけ練習
頭でコツを理解しても演奏中に左足に意識を持っていくのは難しいことです。
そこで右足を使わずに左足だけで基本パターンを演奏する練習がおすすめです。
例えば、8ビートであれば次のような譜面です。
1小節ごとで違うドラムパターンが書かれています。
一つづつ練習してもいいですし繋げて練習してもいいかと。
≫8ビートついてはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムでエイトビートを叩こう!初心者でもできる練習方法を紹介
16ビートであれば次のような譜面です。
≫16ビートついてはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事【ドラム】16ビートの楽譜を特徴別に分類してまとめてみました!
慣れるまでは左足を始動させるタイミングが難しかったりします。
ゆっくりなテンポから始めてハイハットとバスドラムの縦のラインを揃えましょう。
まとめ:ドラムのツインペダルの練習はいつでもできる!
今回はドラムのツインペダルの練習方法について紹介してきました。
ツーバスやツインペダルは機材にお金が掛かったり持ち運びが面倒だったりするためハードルが高いと思わがちです。
しかしツインペダルの練習に限っては、座って両手両足が動かせる環境であればいつでもできます。
ツインペダルを使いこなせれば演奏表現の幅はぐーんと広がります。
日々のトレーニングにツインペダルの練習を取り入れてみてはいかがでしょうか?
≫おすすめのツインペダルについて知りたい方はこちらからどうぞ↓
参考記事ドラムのツインペダルでおすすめな5つを紹介!電子ドラムにも対応
最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m
それではまた別の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪
本記事は以上になります。