【ドラム】難聴の原因と対策のまとめ!気を付けるべき2つの難聴

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【ドラム】難聴の原因と対策について真剣に考えてみた。 ドラム
この記事は約7分で読めます。

難聴の原因と対策について知りたい方向けの記事です。

本記事を読むことで次のことが分かります。

  1. 難聴の基礎知識(原因)
  2. 難聴に関してドラマーがやること(対策)

楽器を演奏した後や音楽ライブを鑑賞した後に耳が聞こえづらくなった経験ありませんか?

実はこれ耳の中が損傷している状態なのです。

楽器、特にドラムは低音域から高音域まで大音量で鳴ります。

皆さんはドラムセットの音が130dBもある事実をご存知でしょうか?
※dB(デシベル)は音の強さを表す単位。

これはジェット機のエンジン音や落雷の音と同等の大きさです。

耳は大きな音で繰り返し損傷されると徐々に聞こえづらくなっていきます。いわゆる難聴です。

ドラムを演奏しているドラマーの耳は常に難聴の危険に晒されていると言えます。

ドラマーである僕も長年、大音量による耳の違和感に悩まされてきました。

そこで今回は、ドラムの難聴の原因と対策を考えてみたいと思います。

それではさっそく見ていきましょう!

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【ドラム】難聴の原因と対策まとめ!気を付けるべき2つの難聴

まずは、難聴とは何か知りましょう。

難聴とは何か?

難聴とは分かりやすく言えば「聞こえづらい状態のこと」です。

難聴はその聞こえづらさによって軽度・中等度・高度・重度の4段階に分けられます。

軽度難聴であれば小さな声での会話が聞こえない程度ですが、重度難聴になるとほとんど何も聞こえないという状態です。

難聴に関してドラマーが気を付けないといけないことは2つあります。

  1. 音響外傷
  2. 騒音性難聴

これらについて説明します。

ドラムの難聴の原因とは

耳の中にある細胞(聴細胞)はある一定以上の大きな音を聞くと損傷します。

この損傷は音が鳴っていた持続時間で2つに分けられます。

破裂音とか爆発音などの短時間で引き起こされる損傷を音響外傷といいます。

音響外傷の場合、人間が本来持っている修復能力で徐々に回復していきます(ただし、場合によっては完全に治らないこともあります)。

一方、音楽ライブや工事現場などで長時間大音量に晒されることで起こる損傷を騒音性難聴といいます。

騒音性難聴の場合、基本的には聴力は回復しません。長時間大きな音を聞くことで難聴になる可能性があります。

ミュージシャンの中には本人は意識していないだけで軽度難聴の方も多いのではないかと思われます。

では、難聴にならないためにドラマーにできる対策はあるのでしょうか?長時間そして大音量に晒されないようにする工夫についてみていきたいと思います。

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ドラムの難聴の対策とは

ドラマーができる難聴の対策は大きく分けて2通りあります。

  1. 耳に入れる音を少なくする
  2. 音そのものを小さくする

1つ目の方法は『耳に入れる音を少なくする』です。

”音を少なくする”という表現が正しいかはさておき、耳を直接的に保護するという対策になります。

具体的には次の3つがあります。

  1. イヤモニを導入する
  2. 耳栓を使用する
  3. ヘッドホンで代用する

それぞれについて簡単に説明していきます。

イヤモニを導入する

イヤモニとはイヤーモニターのことで、ドラマーの耳に装着してクリック音などを聞くための道具です。

密閉性が高いため難聴の対策としてはかなり有効になります。難聴の対策で最もおすすめする方法がこれです。

難聴の対策と演奏の質を両立させることできます。

≫おすすめのイヤモニはこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラマーのイヤモニにおすすめな3つをご紹介!shure他定番モデル

≫イヤモニの使用方法はこちらで詳しく紹介しています。
参考記事ドラムの同期機材と一番簡単な構築方法を解説!必要な機材とは?

耳栓を使用する

耳栓と言っても侮ってはいけません。最近の耳栓は音質をなるべく変えずに音量だけを抑えてくれるのです。

単純に耳を塞いで音を小さくするわけではないため楽器の演奏に支障が出にくいです。

楽器の練習時だけでなく音楽ライブや大きな音が出る作業時にも使えるので一つ持っておくと何かと便利です。

ヘッドホンで代用する

イヤモニも耳栓も嫌いという方はヘッドホンでも代用可能です。

上記二つの方法に比べると使用感は劣りますが難聴対策としては全然ありです。

ヘッドホンのなかでも遮音性能の高い密閉型のヘッドホンであると尚いいですね。

以上3つが『耳に入れる音を少なくする』という方法でした。

続いてドラマーができる難聴の対策の2つ目『音そのものを小さくする』について説明します。

  1. 耳に入れる音を少なくする
  2. 音そのものを小さくする

この方法は言葉通りで、音源自体の音量を抑えようということです。

具体的には次の2つがあります。

  1. 楽器(ドラム)の音量を抑える
  2. 音楽プレーヤーの音量を下げる

楽器(ドラム)の音量を抑える

楽器の音量を自分でコントロールしましょう。

特に楽器初心者にありがちですが、大きい音を出せばいいというわけではありません。

楽器の演奏では音量や音色を使い分ける必要があります。

音量のコントロールができればプレーヤーとしての腕も上がり、難聴対策もできて一石二鳥ですね。

音楽プレーヤーの音量を下げる

スタジオ練習や音楽ライブの時だけ注意すればいいというわけではありません。

普段使っている音楽プレーヤーの音量も気にしたいところです。

長時間それなりの音量の音に晒されると当然耳は損傷します。特に楽器をやっている方は楽器の音を聞くために音量を大きくしがちです。

最近はイヤホンの質も上がっており、ノイズキャンセリング機能や音量の自動調整機能などを搭載しているモデルも多いです。

工夫次第で音楽を楽しみつつ音量を下げることも十分に可能です。

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まとめ:ドラムの難聴対策はすぐに実行できる!

まとめ:ドラムの難聴対策はすぐに実行できる!

本記事では難聴の原因から対策について考えてきました。

改めて本記事で紹介した難聴の対策をまとめると次のようになります。

難聴の対策のまとめ
  • イヤモニを導入する
  • 耳栓を使用する
  • ヘッドホンで代用する
  • 楽器(ドラム)の音量を抑える
  • 音楽プレーヤーの音量を下げる

どれもやろうと思えばすぐにできるモノばかりです。

ミュージシャンにとって耳はかけがえのないものです。難聴にならないためにもできる対策はやっておきたいですね。

おすすめの難聴対策はイヤモニの導入です。

最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m

≫ドラマーなら注意したいジストニアについてはこちら。
参考記事【ドラム】ジストニア情報のまとめ!ドラマーが注意すべき2つとは?

それではまた次の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね!

本記事は以上になります。

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