ドラムでプロになるために必要なことについて知りたい方向けの記事です。
ドラムでプロを目指してみたいんだけど、どうやったらなれるの?プロドラマーになるために必要な条件とかあるのかな~
どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。
今回はこのような「ドラムのプロ」に関する疑問を解決していきたいと思います。
本記事を読むことで以下のことが分かります。
- ドラムのプロとは何か
- ドラムのプロになるために必要なこと
- ドラムのプロになるための最短コース
僕がドラムを始めたきっかけはあるプロドラマーの演奏を見たことでした。それ以来プロのドラマーに憧れてドラムを10年以上やっています。未だにプロの演奏からは新鮮な驚きと感動を毎回もらっています。
プロドラマーはドラムをやっている人なら一度は憧れますよね。今回はそんなドラムのプロになるために必要なことについて紹介したいと思います。
それではさっそく見ていきましょう!
ドラムでプロを目指す!プロになるには〇〇と△△が必要です
日本にはプロのドラム演奏者になるための公的な資格は存在しません。そのため、極端な例では「自分はドラムのプロです。」と宣言すればプロドラマーと名乗ることができます。ただし、それだとプロを”自称”しているだけに過ぎないので、ここでは”他称”プロの話をしていきたいと思います。
ドラムのプロとは?その定義について考えてみる。
プロとしての公的資格がない以上、プロドラマーの定義を明確に決めないことには話が前に進みません。そこで、今回はプロドラマーの定義として「ドラムの能力で食っていける(=生活できる)」ということにしたいと思います。
その定義に基づくとプロドラマーは次の5つにざっくりと分けられます。
- スタジオミュージシャンとして活躍する
- サポートドラマーとしてバンドを掛け持ちする
- 音楽バンドのドラマーとしてメジャーデビューする
- 大学や専門学校、音楽教室などでドラムの講師を務める
- ドラム演奏動画などでウェブメディアから広告収入を得る
この中で世間的な認知度が一番高いのは、バンドのドラマーとしてメジャーデビューすることでしょう。「プロドラマー=メジャーバンドのドラマー」という認識の人も多いはずです。しかし、この他の方法でもドラムでお金をもらって生活してくことは十分可能です。
スタジオミュージシャンとはバンドのCD音源やTV番組内などで使われる楽器の音を演奏するミュージシャンのことです。また、サポートドラマーとしてプロのバンドやアマチュアバンドを複数掛け持ちして生活しているドラマーもいます。
プロになってやりたいことは何かを明確にすれば、自分が目指すべきプロドラマー像が見えてきますね。
ドラムのプロになるために必要なこと
ドラマーとしての技術力や幅広い音楽ジャンルの知識、身体的なケアといった一般的にプロとして活動するために必要だと思われることは割愛します。プロですから一定水準以上の演奏能力や音楽知識、応用力等を持っているのは当たり前です。時間の無駄なので当たり前のことはここでは紹介しません。
僕が考えるドラムのプロになるために必要なことは次の3つです。
- やる気
- 行動量
- 人としての魅力
それぞれについて簡単に説明していきます。
やる気
まずは「やる気」です。ドラムが好きという気持ちがないとダメですね。「そんなの当たり前じゃん!」っと思われるかもしれません。しかし、これだけは省略できません。
音楽で食べていくことは難しいです。ある情報によりますと、日本の3大ドラムメーカー(YAHAMA・Pearl・TAMA)とプロ契約しているドラマーは日本の全ドラマーの約0.03%だそうです。プロになることは容易でないことは間違いありません。その道を進むためにはドラムに対するやる気が必要になります。「ドラムを叩きたい!」という気持ちを切らさないことが最低条件ですね。
行動量
次に「行動量」です。ここで言う行動とは、練習や仕事を取ってくる営業活動のことです。練習は累計10,000時間を目安に練習してみてください。一日10時間なら約3年程で達成できます。
また、プロは顧客や企業からお金をもらうために何かしらの営業活動をすることになります。ドラマーとしての腕のみならず、自身を売り込むための戦略も磨かなければなりません。そのために圧倒的な行動量が必要になります。
参考記事【ドラム】独学での始め方:初心者はドラムを購入する必要がない
人としての魅力
最後は「人としての魅力」です。ぶっちゃけると、「やる気」がそこまでなくて「行動量」が足りなかったとしても、人としての魅力に溢れていればプロとして成立します。「この仕事はあの人にお願いしたい!」と周りの人から思ってもらえたら、自然とプロとしての活動の幅は広がっていきます。
結局最後はヒトです。ドラムの仕事もヒトがくれるわけですし、音楽を評価するのもヒトです。魅力的な人となれるように日ごろから意識する必要があります。その心がドラムのサウンドとしても表れてくると確信しています。
※ドラムのプロに年齢・性別・ドラムの向き不向き等は関係ありません。
参考記事ドラムに向き・不向きはあるのか?答えは自分の中にありました!
ドラムのプロになるための最短コース
自分が目指すプロドラマーのなるべく近くにいることです。可能であればドラムを教わりましょう。教わる場所は大学や専門学校、個人教室などどこでも大丈夫です。大切なのは自分が理想とするプロドラマーの近くにいてノウハウを盗むことです。
また、自分でバンドを組んで活動することをおすすめします。バンド活動をすることで演奏技術の向上だけでなく、音楽業界での人脈構築やプロとして活躍していく上で欠かせない人としてのマナーを教えてもらう機会が単純に増えるからです。あわよくば、そのバンドでメジャーデビューの可能性も狙えますしね。
参考記事ドラムの無料体験レッスンが受けられるドラム教室5社の価格比較!
まとめ:ドラムでプロになるには楽しむことです!
今回はドラムでプロになるために必要なことに関して紹介しました。ドラムに限らず楽器上達のコツは楽しむことです。プロへの道は険しいですが一歩一歩楽しみながら歩んでいけたら最高ですね。
本記事が皆さんのお役に立てたなら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m
それではまた次の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪
本記事は以上になります。