家での練習方法について知りたいドラム初心者向けの記事です。
悩みを抱えるドラム初心者さん「ドラムセットを持っていない場合ドラムの練習ってどうするの?やっぱりリハーサルスタジオとか行かないとドラムは練習できないのかなー」
今回はこのようなドラムの練習に関する悩みを解決していきたいと思います。
本記事を読むことで次のことが分かります。
- ドラム上達には家での練習が不可欠であること
- ドラムを家で練習をする時に必要となるもの
- ドラムを家で練習をする時の練習メニュー
どうもみなさん、こんにちは。
ドラマーのキヨと申します。
僕は10年以上ドラムをやっていますが、ドラムセットを使った練習時間よりもドラムセットを使わない練習時間の方が長いです。単純にドラムセットを叩ける環境を準備するのって難しいからです。
でも、ドラムセットを使わずにできる練習って結構あります。さらに言えば、ドラムセットでは”できない練習”があるんですよね。
今回は家にドラムセットがなくてもできるドラムの練習方法について紹介していきます。それではさっそく見ていきましょう!
【ドラム初心者】練習は家でやる!必需品と練習方法の紹介
まずは、『ドラムセットが家にない場合ドラムの練習はどうするのか?』について説明したいと思います。
ドラム初心者は家での練習が必要不可欠
ドラムを上達するためにはドラムセットでの練習が必要であることは言うまでもありません。しかし、リズム練習やスティックコントロール、譜読み、イメージトレーニングなどはドラムセットを使わなくてもできます。
しかもドラムセットは音が大きかったり、音が反響して一つひとつの音の鳴りが分かりずらいという欠点があります。練習という面においてはドラムセットを使わない方がかえって効率的にできることもあるのです。
ドラムを上達するためにはドラムセットを使った練習と家でもできる練習の両方が必要不可欠だということです。
ドラム初心者が家で練習する時に必要なもの
次にドラムを家で練習する時に必要なものについて紹介します。
ドラムを家で練習する時に必要なものは次の4つです。それぞれについて簡単に説明していきます。
- ドラムスティック
- 練習パッド
- メトロノーム
- 鏡(姿見鏡)
1.ドラムスティック
ドラムスティックはあえて説明する必要もありませんね。全てのドラマーに必須のアイテムです。持っていない人は今すぐ手に入れましょう!
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2.練習パッド
練習パッドは家での練習には欠かせません。分厚い雑誌や枕などで代用可能ですが、本物のドラムとリバウンドの感触が異なるという欠点もあります。練習パッド自体が高価なものではないため購入するのがベストですね。
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参考記事ドラムの練習パッドでおすすめな3つを紹介! EVANS・ヤマハ他
3.メトロノーム
こちらもドラム練習には必須と言ってもいい『ドラマーのお供』です。最近はスマホアプリでも高性能の物が出ていますね。最低1つはドラマー用の電子メトロノームは持っておきたいところです。
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参考記事ドラム用メトロノームでおすすめな3つを紹介【ドラマーの必需品】
4.鏡(姿見鏡)
鏡は自分のフォームを客観的にチェックするために使います。上で紹介した3つのアイテムに比べて必要性は下がりますが、あると家でのドラム練習がぐッと効果的になります。なるべく幅広の物がおすすめです。
【ドラム初心者】練習は家でやる!練習方法の紹介します
続いて、ドラムを家で練習する時の練習メニューについて紹介します。
ドラム初心者が家で練習する時の練習メニュー
具体的には次の5つの練習メニューになります。
- 4ストローク
- 右手スタート左手スタート
- チェンジアップ・チェンジダウン
- アクセント移動
- ストーンキラー
1.4ストローク
スティックコントロールを鍛える練習です。フル・ダウン・タップ・アップの4つのストロークをマスターしましょう。
具体的には以下の譜面を正確に叩けるように練習します。
非常に簡単な譜面ですが、それだけに奥が深いです。左手と右手でドラムスティックの軌道や音色に差が出ないように注意しましょう。
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2.右手スタート左手スタート
利き手と利き手じゃない方の手で音色に差がでないようにする練習です。
右利きの人が多いためドラマーの多くが左手スタートの譜面(下段)に苦手意識を持っています。この譜面に限らず、左手スタートで練習する事はドラム上達に効果的なのでおすすめです。
3.チェンジアップ・チェンジダウン
各音符の切り替えをスムーズにするための練習です。
譜面上段がチェンジアップ、下段がチェンジダウンです。初めはそれぞれ別々で練習して、慣れてきたら繋げて演奏できるようにしましょう。
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参考記事ドラムのチェンジアップを徹底攻略!リズム感を養う方法とコツを紹介
4.アクセント移動
音符に強弱をつけて楽曲のダイナミクスを表現するための練習です。
16分音符の4打それぞれにアクセント(強打)をつけていきます。アクセントとノンアクセントでしっかりと音に差が感じられるようにしましょう。
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参考記事ドラムのアクセントは4つのストロークだけでOK!習得のコツを解説
5.ストーンキラー
速く叩けるようにするための練習です。連打(シングルストローク)を速くするためにひたすら叩きます。
文字で説明するとこんな感じになります。
【右手4・左手4】×4⇒【右手8・左手8】×4⇒
【右12・左12】×4⇒【右16・左16】×4⇒……【右64・左64】×4
テンポはBPM80位からスタートして120を目標にやってみましょう。本来のストーンキラーは右左64打まで続けます。
ドラム初心者が家で練習する時のコツ・ポイント
どの練習メニューにも共通する練習のコツがあるので紹介しておきます。次の5つのポイントを守ることで練習の質が向上します。
まとめ:ドラム初心者は必ず家で練習すべし!
ドラムはドラムセットがない家でも十分練習できます。個人で練習する際に特に気を付けるポイントは2つです。
ひとりで練習しているとテンポがズレていることに気が付きにくいです。メトロノームを活用することはドラムの練習において大切なことです。それと、地味な基礎練習を思いっきり楽しみましょう!ぜひ参考にしてみてください。
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参考記事ドラムの教則本でおすすめな3冊を紹介します!初心者の方にも◎
最後までご覧いただきありがとうございました m(_ _)m
それではまた次の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね♪
本記事は以上になります。