大人の趣味にドラムが最適な理由を知りたい方向けの記事です。
「趣味がないな~」「人生楽しみたいな~」
「何か楽器を始めたいな~」と思っている人におすすめしたい趣味
ドラムセット
そうです、いわゆるドラムです。きらびやかなステージライトに照らされてドコドコ叩くあのドラムです。ドラム(drum)つまり太鼓が何個も合わさっていることから、ドラムスやドラムセットと呼ばれたりしています。
今回はドラムがなんで大人の趣味としておすすめなのか。
これについてドラムの良い点や始める際の注意点等とともにお話ししたいと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう。
大人の趣味にドラムが最適な4つの理由をドラムの始め方と共に紹介!
まず結論から言います。私がドラムをおすすめする理由は次の4つです。
- 初期費用が少額しか掛からない
- 音を出すのが簡単で気持ちいい
- 特別な才能がいらない
- 力いらずで楽なのにカッコいい
どれも他の趣味・楽器には当てはまらないような特徴的なものばかりです。 それぞれの理由について詳しく解説していきます。
1.初期費用が少額しか掛からない
何か趣味を始めようとしたときには少なからずお金がかかりますよね。楽器においても例外ではなく、いやむしろ楽器を始める時にはかなり高額な金額が必要になります。
大小様々な楽器がありますが、最初にかかる費用としては次のようなものがあります。
- 楽器の購入代金
- 楽器のケース代
- 楽器の消耗品代
- メンテナンス費用
- 練習用に必要なものの購入費
- 練習場所代(防音設備の場所を借りる場合) 等々
では、ドラムの場合はといいますと、
まず、楽器本体を購入しません。
より正確に言うとすれば、ドラムを購入しても日本の住宅環境ではそもそも置くスペースがないので買っても意味がない。また、スペース的に問題なくても叩いたら騒音で即近所迷惑でアウトです。
参考記事【ドラム】独学での始め方:初心者はドラムを購入する必要がない
私個人の考えとしてはドラムを始めるのになにも買う必要はないと思っております。「え、じゃあどうやって練習するの?」って聞かれそうですが、簡単です。体や声などを使います。
ボディパーカッションっと呼ばれるものです。ドラムの練習には最適な方法です。体ならいつ、どこでも自分と一緒にあるため24時間練習できます。つまりコスパ最強です。初期投資ゼロ円でミュージシャンになれるのです。
この話をすると初心者の方は拍子抜けしていらっしゃるかもしれませんが、一流のドラマーは例外なくボディパーカッションが上手です。そしてこの練習は上級者でも行っています。プロの方は練習という意識ではないとは思いますが。
それでもやっぱりドラムを始めるのだから何かドラマーっぽいのがほしいという方は次の3つを買えばいいかと思います。どれもドラムを続ける上であって困りません。
- ドラムスティック
- 練習用パッド
- 教則本
≫おすすめのドラムスティックについて知りたい方はこちら
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2.音を出すのが簡単・気持ちいい
楽器を始めてまず最初にぶつかる壁が「音を出す」ことです。どんな楽器でも音を出さないと始まりません。最初は汚い音でも何でもいいのですが、音を鳴らさないと改善のしようがないです。
ただこれが意外と難しく、音が出ないためかなりのストレスになります。弦楽器でも管楽器でもある程度練習しないと音が鳴りません。その上、楽曲中で使えるようなきれいな音を出そうと思ったら最低でも数週間はかかると思います。
一方、ドラムは幼稚園の子供でもすぐに音を出すことができます。木の棒(スティック)を思いっきり太鼓の 皮 (ヘッド)にぶつければいいのですから、練習時間ゼロ秒です。ストレスフリーで、簡単に大きな音が出せて気持ちいいです。
その後の時間はよい音を出すためだったり、自分の鳴らしたい音を出すために時間を割けばいいのです。 あまり時間を要せず、すぐにライブやセッションに参加できるかと思います。
実際、初心者でも簡単な8ビート(ポップやロックなどの音楽に使われるビート)なら1時間もあれば叩けてしまいます。
参考記事【ドラム】8ビートでフィルインを叩こう!おすすめのフィルイン例
3.特別な才能がいらない
特別な才能と書きましたが、これは音楽的な知識のことです。
小・中学校の音楽の時間に4分音符がどうとか、アルトはテノールより高いとか、ヘ音記号やト音記号など何かしら音楽の知識を勉強してきたかと思います。
音楽をやるうえで音楽的な知識は大切です。それは初心者であっても例外ではありません。むしろ初めの内からきちんとした知識を教わったほうが成長は早いと思います。
ただしドラムには基本的に音階(ドレミファソラシ)はありませんし、ドラム譜の使い方を覚えることも誰でも簡単にできます。
ドラム初心者に限っては音楽的な知識は後回しで問題ないと思っています。こんなに技術が発展した時代に、ドラムは木の棒で皮や金属の板を叩いて音を出しているのです。すごく原始的です。
頭のフィルターを通して演奏するよりも、今どんな音を鳴らすべきなのか感じながら演奏する方がはるかに上達するとおもいませんか?
ドラムに限っては音楽的な壁にぶつかってから知識を増やしていっても問題ないです!
参考記事ドラムに向き・不向きはあるのか?答えは自分の中にありました!
4.力いらずで楽なのにカッコいい
「ドラムは男の人がやるもの。楽器が大きいので力が要りそう。」って思っている人も多いのではないでしょうか?確かにそれも一理あります。特に楽器の運搬時は楽器自体が重いので苦労します。
しかし、ドラムの演奏に限っては全く違います。ドラムは上達すればするほど楽に音が出せるのです。
ライブ映像とかでプロドラマーがドラムを力いっぱい叩いている姿を見て、多くの方が誤解しておりますがドラムは力ずくで演奏する楽器ではありません。そのプロドラマーは演技しています。楽にたたいてるよりも、激しく、汗を流して、頑張って演奏している方が盛り上がりますしね。
ではどうして楽に叩けるかですが、それはリバウンドを利用するためです。リバウンドとは、物と物がぶつかったときに跳ね返ってくる力のことです。
身近な例で言うと、バスケットボールのドリブルです。バスケットボールを床に落とすと、バウンドして手元まで戻ってきますよね。バスケのドリブルはそれを繰り返しているだけです。そこに力が必要ないことはお分かりいただけると思います。
ドラムもスティックでヘッド(太鼓の皮の面)を叩くとスティックが跳ね返ってきます。この力を利用するのです。最初は難しいですが、慣れてくるとほとんど力を使わずに、楽に演奏することが可能です。
今、現存している楽器で最も楽に演奏できる楽器がドラムだと思います。
参考記事ドラムのストロークは全部で4種類!効率的な練習方法やコツを紹介
まとめ:大人や女性にも趣味にドラムはおすすめです!
今回は大人の趣味にドラムが最適な4つの理由を紹介してきました。「何か趣味を始めたい!」「楽器を始めたい!」と思っている方には打楽器、特にドラムを強くおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。
キヨでした。またね!
本記事は以上になります。